内容
江東区のホールには世界のピアノが揃っています。ピアニストによる生演奏の聴き比べと、各メーカーの技術者を迎えて特徴を聞きながら、試行錯誤を重ねて楽器の王様と呼ばれるほどに完成されピアノ製作の歴史をたどります。
*内容は変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
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講師:飯田有抄(クラシック音楽ファシリテーター)
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Macquarie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。音楽専門誌、書籍、楽譜、CD、コンサートプログラム等に執筆・翻訳、市民講座講師、音楽イベントのナビゲーター等を行う。書籍に「ブルクミュラー25の不思議」(共著、音楽之友社)、「ようこそ!トイピアノの世界へ」(カワイ出版)、「さぁはじめよう! オーディオのある暮らし」(音楽之友社)等がある。オーディオブック「心が育つ だれなにクラシック」(全26巻、パンローリング)が好評。公益財団法人福田靖子賞基金理事。
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ピアニスト:伊藤順一
4歳よりピアノを始め、東京藝術大学附属高校を経て同大学在学中の2011年に渡仏し、パリ・エコールノルマル音楽院へ留学。アンリ・バルダ氏のもとコンサーティストディプロムをピアノ、室内楽共に首席、審査員特別賞で修了。その後パリ国立音楽院、リヨン国立音楽院で研鑽を積み、シャトゥ、ステファノ・マリッツァ、ニースなどの各国際コンクールにて第1位を受賞。バカウ・フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・サウンディフ、クロアチア放送交響楽団などと共演。2019年に完全帰国し、第4回日本ショパンコンクール第1位。2020年度第47回日本ショパン協会賞受賞。2021年第18回ショパン国際コンクール本大会出場。2021年12月デビューアルバム「プロフォンド」をリリースし、レコード芸術誌「特選盤」に選出される。また今年1月にはフランス作品のみを収録したセカンドアルバム「レスポワール」をリリース。現在、神戸女学院大学講師を務める傍ら、首都圏や関西圏を中心に演奏活動を展開している。
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第1回ゲスト:石井龍也(スタインウェイ・ジャパン委託技術者)
第2回ゲスト:井上雅士(ベーゼンドルファー・ジャパン調律師)
第3回ゲスト:越智晃(ファツィオリジャパン調律師)
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